年末大掃除がラクになる！掃除方法と効率アップのコツ

大掃除をスムーズに進めるための準備

事前にスケジュールや掃除箇所のリストアップ、掃除道具を事前に準備しておくと大掃除がスムーズに進められます。

スケジュールとチェックリストを作成

年末に慌てないためにも、12月初旬から少しずつエリアごとに進めましょう。スケジュールを立てるポイントは、いつ・どこを掃除するかを決めることです。
一度に広範囲を掃除しようとすると負担が大きく途中で挫折してしまうため、無理のない範囲でスケジュールを組みましょう。

【例】週末ごとエリア分けプラン

道具・洗剤を事前に揃える

掃除道具を揃えることで、集中し掃除をすることができます。使う洗剤が少なくなっていないか、古くなっていないか確認しておきましょう。

基本の掃除道具

• 掃除機
• 雑巾
• スポンジ
• 各種洗剤
• バケツ
• ハンディモップ
• ゴム手袋
• マスク

不用品をできる限り処分しておく

物が少ないほど見えるスペースが広くなり掃除がしやすくなります。掃除の前に処分できる不用品は処分しておきましょう。ごみの日を確認してから計画的に準備することをおすすめします。

大掃除効率アップのコツ

ここでは大掃除を効率的に進めるためのコツをご紹介します。

掃除の基本は「上から下へ」「奥から入口へ」

掃除をする際は上から下へ、奥から手前へ行いましょう。せっかくキレイにした所にゴミや汚れが落ちたり、ついたりすると2度手間になってしまいます。
また、掃除中に天井や壁についていたホコリが落ち、掃除したばかりの場所がまた汚れてしまうことを防ぐために、あらかじめ高い位置のホコリは軽く拭き取るといいでしょう。

浸け置きや洗濯中の時間を有効活用

取れにくい汚れでも、洗剤をなじませれば取れやすくなることが多いです。例えば、ガスレンジについた油汚れには、洗剤をつけた後、キッチンペーパーを貼り湿布しておきます。
洗剤をなじませている間に他の箇所を掃除することができ、汚れが落ちやすくなるので一石二鳥のテクニックです。

効率的に汚れを落とす掃除方法

掃除する場所によって適切な掃除方法があります。その方法を知って大掃除をしていきましょう。

キッチン掃除

換気扇やコンロの油汚れ

換気扇やコンロの油汚れは、重曹やセスキ炭酸ソーダ、アルカリ電解水などで浸け置きするのがオススメです。浸け置きで汚れを分解した後に、ブラシでこすると効果的です。

シンクの水アカ

シンクに付いた水アカは、クエン酸で落とします。排水口や三角コーナーもヌメリなどで汚れやすいので、忘れずに掃除しましょう。

浴室掃除

水アカや石鹸カス

水アカは、クエン酸水を吹きかけた後にラップで覆って浸け置きして、スポンジで擦って落とします。
鏡に付いた白いウロコ状の汚れも水アカです。こちらもクエン酸で浸け置きした後、ナイロンタオルに歯磨き粉をつけて、円を描くようにして水アカを削り落としてください。

カビ

換気をしっかりして乾拭き雑巾でカビが生えている箇所の水分を拭き取ってから、カビ取り剤を直接スプレーします。乾燥しないようにラップで覆い、10～15分ほど浸け置きしたらしっかりと洗い流しましょう。

トイレ掃除

尿石・黒ずみ

便器のフチ裏や流水部分には、尿石や黒ずみが付着しやすく、一度こびりつくと通常の掃除では落としにくくなります。これらの汚れには、酸性タイプの洗剤を使うと効果的です。

また、床や壁には見えにくい“飛び散り汚れ”が残っていることも多いため、見落とさずにしっかり拭き取り、清潔に保ちましょう。

洗面所掃除

洗面ボウルの黒ずみ

黒ずみの主な原因は皮脂や石鹸カス、ホコリと水アカが混ざった汚れです。黒ずみは賛成の汚れなどで、アルカリ性の重曹を使った掃除が有効です。ただし、黒ずみの原因はアルカリ性の水アカ。そのため、元の汚れにアプローチする弱酸性のクエン酸を最初に使うことで、汚れが落ちやすくなります。

まとめ

年末の大掃除では、普段の掃除のときに見落としてしまう場所を徹底的にきれいにするチャンスです。しかし準備をせずに始めてしまうと、「掃除したかった場所を掃除できなかった」なんてことになる場合があります。
大掃除を行う際には、大掃除前にスケジュールを立て、家族で役割分担をしておきましょう。今年の大掃除では、ぜひ隅々まで気持ちよく整えてきれいなお家で新年を迎えましょう。

また、掃除しても落ちない汚れや劣化が気になる箇所がある場合は、リフォームや設備交換で改善できることもあります。水回りの状態チェックやご相談も承っていますので、気になる点がありましたらお気軽にお問い合わせください💁‍♀️