お役立ちコラム
家のリフォームは順番が大事!失敗しないための優先順位とは?
家のリフォームを考えるとき、「どこから始めるべき?」「優先順位はどう決めればいいの?」と悩まれる方は多くいらっしゃいます。
特に水まわりや外装などは費用も手間もかかるため、判断を後回しにしがちです。
今回はリフォームを成功させるための優先順位の考え方とポイントをご紹介します。
リフォームの優先順位の決め方
安全性と生活に支障がある部分を最優先

最優先すべきは、以下のように「暮らしの安全・衛生に関わる場所」です。
- 水漏れ・腐食・配管の老朽化
- 雨漏りや外壁の劣化・ひび割れ
- シロアリ被害や床の沈み
- 電気系統の不具合
雨漏りや配管の破損、シロアリ被害などを放置すると、柱や土台など家の“骨組み”にまで影響が及び、工事費用ががえって高くなることもあります。ひび割れや床の沈みといった小さな違和感も、実は危険のサイン。早期発見・早期対応が結果的に費用を抑えるポイントです。
次に優先したいのは「水まわり」

キッチン・お風呂・トイレ・洗面台などの水まわりは、毎日使う場所であり、劣化や故障が生活の質に直結します。
以下はリフォームを検討すべき代表的な兆候です。
- 築15~20年、設備の寿命が近い
- カビ・湿気・においが気になる
- 掃除しても汚れが落ちにくくなった
- 家族構成が変わった(子育て・介護など)
最新設備に入れ替えることで、節水・節電といった省エネ効果が期待できます。
さらに、汚れが付きにくい素材や自動機能により、お掃除の手間もぐんと減り毎日の家事がぐっとラクになります。
断熱・省エネも早めが◎

「光熱費の高騰」「冬の寒さ・夏の暑さ」「結露」などでお困りの方は、断熱や窓のリフォームも優先度が高めです。
- 窓の交換・内窓設置
- 床・天井・壁の断熱工事
窓や断熱材の性能が低いと、冬は底冷えし、夏は冷房が効きにくく光熱費も高くなります。窓の交換や内窓設置、壁や床の断熱工事などは大がかりに見えますが、実は住みながらでも施工できる場合が多くあります。結露を防ぎ、家の劣化も抑えられるため、将来のメンテナンス費用を抑える効果も期待できます。
暮らしを楽しくする“快適・デザインリフォーム”

安全性や機能面が整ったら、次は暮らし方に合わせた快適性やデザインを整える段階です。
例えば、家族の集まるリビングを広げたり、収納を増やして片付けやすくしたり、インテリアを一新して気分を変えるのもこのタイミング。外壁や玄関の見た目を整えると、帰るたびに気分が上がります。「こんな暮らしがしたい」という理想を形にできる楽しいステップです。
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リフォームの優先順位を決めるメリット

見積りや費用の計画が立てやすい
リフォームの優先順位を決めておくことで、必要な工事から無駄なく進められ、限られた予算でも効果的なリフォームが可能になります。あらかじめ工事箇所を整理しておけば、複数業者から条件をそろえて見積もりを取りやすく、比較や予算管理もしやすくなります。また、「緊急性の高い工事」と「暮らしを良くする工事」を分けておくことで、段階的な計画が立てやすく予算配分も無理なく行えます。
リフォーム内容を相談しやすい
リフォームの優先順位を決めておくと、業者との打ち合わせがスムーズになります。要望が明確なほど適した提案や見積もりを受けやすくなります。
また、工事中にトラブルが起きても優先順位がはっきりしていれば何を先に対応すべきか判断しやすく、無駄な遅れを防ぐことができます。
まとめ
リフォームの優先順位は、“見た目の変化”よりも“家を守ること”から考えるのがポイントです。
リフォームには、正解の順位がありわけではありません。しかし、「何を優先するか」が見えてくると進め方がぐっとラクになるはずです。迷ったときは、今の暮らしの声に耳を澄ませてみてください。その中にリフォームのヒントがきっと隠れています。
当社では、ご相談からお見積り・施工・補助金対応まで、ひとつひとつ丁寧にサポートさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください😊