お役立ちコラム
【米子市】フローリング、上張りと張り替えどっちがいい?|当社の施工事例は36万円・3〜5日
床を新しくしたいと思ったとき、先に色や柄の見本から選んでいませんか。実は、いちばん先に決めておきたいのは「どう張るか」という工法のほうです。
今の床の上から新しい床材を重ねる「上張り」にするのか、いったん剥がして「張り替え」にするのか。ここを後回しにすると、気に入った床材が選べたあとで、床が上がって段差ができたり、床の下の傷みに気づけなかったりと、遠回りになることがあります。
当社の施工事例にも、どちらも36万円で、上張りを選んだお宅と、張り替えを選んだお宅があります(工事の範囲は異なります)。この記事は、フローリングを新しくしたいけれど、上張りか張り替えかで迷っている方に向けて、2つの工法の違いと選び方のポイントを、米子市周辺の施工事例とあわせて整理しました。
フローリングの上張りと張り替え、何が違う?【米子市】
どちらも「新しい床にする」工事ですが、今の床をどう扱うかがまったく違います。まずは工法の違いを整理してから、上張りが使えない床もあることを見ていきましょう。
上張り(重ね張り)と張り替え、違いは「床の下を見るかどうか」
上張り(重ね張り)は、今の床を剥がさずに、その上へ新しい床材を張る方法です。張り替えは、今の床を撤去して、新しく張り直す方法です。違いをざっくり比べると次のとおりです。
| 比べるポイント | 上張り | 張り替え |
|---|---|---|
| 今の床 | 剥がさず残す | 撤去して張り直す |
| 床下の傷み | 見えず、直せない | 見て、補修できる |
| 床の高さ | 張った分、上がる | 調整しやすい |
| 床下の断熱材 | 入れられない | 入れられる |
| 撤去・廃材 | 少ない | 出る |
※一般的な工法の違いをまとめた表です。実際の施工可否や仕上がりは、床材の種類と既存の床の状態によって異なります。
表のとおり、上張りは撤去や廃材が少ない分、工事が簡単になりやすい方法です。そのかわり、床の下がどうなっているかは確かめられません。張り替えは手間がかかりますが、床の下まで見て手を入れられます。
上張りができない、向かない床もある
「上から張るだけなら安く済みそう」と考えたくなりますが、どんな床にも使える工法ではありません。次のような床は、上張りを選べないか、選ぶ前に確認が必要です。
畳やカーペットの上
畳やカーペットのような柔らかい床の上には、フローリングを張れません。まず取り除き、下地から整える張り替えになります。
床が沈む、きしむ、傷んでいる
上張りは今の床を残す工法なので、床鳴りや沈み、床下の傷みは直せません。当社の洗面台交換の事例(米子市車尾)では、洗面台を外してみると床下の木材まで傷んでいて、補修の範囲を広げました。洗面台のような固定物の下は、外してみて初めて傷みが分かることもあり、床は表面だけでは状態が分からないことがある、という一例です。
床の高さが上がって困る場所
通常のフローリングを重ねると、厚みの分だけ床が上がり、廊下や隣の部屋との間に段差が出ることがあります。重ね張り用の薄い床材もあり、たとえばパナソニックは厚み1.5mmの「USUI-TA(ウスイータ)」を、既存の床の上から施工できる床材として案内しています。ただし薄い床材でも、施工前に今の床の状態をよく確認する必要があります。
上張り・張り替えを選んだ施工事例【米子市周辺】
上張りと張り替え、それぞれを実際に選ばれたお宅を、当社の施工事例で見てみましょう。
上張りで仕上げた事例(境港市・M様・36万円・5日間)


施工前 → 施工後(撮影位置は異なります/境港市・M様、東洋テックス「ジュリシリーズ」で上張り/36万円・工期5日間)
美容室を兼ねていたおばあ様のお宅を引き継ぎ、少しずつ整理とリフォームを進めているという方からのご相談です。人を招いて談話できるスペースをつくりたい、というご希望で、以前は美容室だった部屋を改修しました。施工前は床材が一部剥がれ、テープで補修している状態でした。
床には東洋テックスの「ジュリシリーズ」を使い、今の床の上から張る上張りで仕上げています。事例ページでは、キズや凹みが付きにくく丈夫な床材として紹介しています。美容室だった頃の鏡とカウンターはそのまま残し、内装を一新しました。費用は36万円、工期は5日間です。お客様からは、なるべく早く進めてほしいという要望に配慮して年明けから着工してもらえて助かった、とのお声をいただいています。
張り替えを選んだ事例(米子市・S様・36万円・3日間)



施工前(絨毯敷き) → 工事中の様子 → 施工後(撮影位置は異なります/米子市・S様、「Juri ホワイトオーク」/36万円・工期3日間)
シャッター交換でお伺いした際に、リビングの床のご相談をいただいたお宅です。リビングの絨毯の上に乗ると何か所か床が沈むのが悩みでした。
当初は、絨毯を取ってフローリングを上貼りする案をご提案しました。ところが、せっかくなら床の下に断熱材を入れたい、というご希望があり、上張りではなく張り替えになりました。床材は東洋テックスの「Juri ホワイトオーク」です。費用は36万円、工期は3日間でした。仕上がりについては、部屋がとても明るく感じるようになり、床を替えたら今度はカーテンが気になってすぐ注文した、というお話も伺っています。
畳の部屋は張り替えになる事例(境港市・工期2日間)



施工前(畳の和室) → 工事中(根太を取り付け、床下に断熱材を敷き詰めた様子) → 施工後(撮影位置は異なります/境港市・T様、「Juriシリーズ」/工期2日間)
退院後のお母様が福祉ベッドを置けるように、と和室の畳をフローリングへ変えたお宅です。畳を撤去したあと、高さを調整するために根太(床下に渡す角材)を取り付け、断熱性を高めるために床下へ断熱材を敷き詰めました。工期は2日間です。畳の部屋は、そもそも上張りの選択肢がなく、下地づくりから始まる張り替えになります。
米子市富益町の事例では、6畳の和室を畳からフローリングへ張り替えて13万円、工期は1日間でした(事例の金額で、相場の目安とは異なる場合があります)。和室全体の洋室化については【米子市】使わなくなった和室、どうする?洋室リフォームの費用相場でご紹介しています。
上張りだから早く・安く、とは限らない?
ここまでの事例を並べると、上張りが5日間、張り替えが3日間と、一般的なイメージとは逆に見えるかもしれません。部屋の広さや床材、ほかの内装工事の有無などが事例ごとに違うためと考えられ、工法だけで工期や金額が決まるわけではありません。
※事例の費用・工期は、部屋の広さ、床材のグレード、既存の床の状態、壁紙など他の内装工事を同時に行うかどうかで変わります。上張りと張り替えの価格差を示すものではありません。正確な金額・期間は現地調査でお見積りいたします。
結局どっち?状況別の選び方と確認ポイント
決め手になるのは、今の床の状態、床の下をどうしたいか、そして床の高さを変えられるかの3つです。状況別に整理してみます。
状況別のおすすめ工法
お宅の床がどれに近いか、当てはめながら読んでみてください。
床はしっかりしていて、見た目だけ替えたいなら 上張り
歩いても沈まず、きしみもなく、傷や色あせが気になるだけなら、上張りで足ります。境港市のM様邸のように、今の床の上から張って、短い工期で雰囲気を変えられます。ただし、床の高さが上がっても困らない場所かどうかは先に確かめておきます。
沈む、きしむ、傷みが心配なら 張り替え
歩くと沈む、ミシミシ鳴る、という床は、上から張っても症状は残ります。米子市のS様邸のように、床を外して下地から見直すほうが、安心して使い続けられます。
床の下に断熱材を入れたいなら 張り替え
冬の足元の冷えが気になる場合は、床下に断熱材を入れる工事ができる張り替えが向きます。S様邸も、境港市のT様邸も、床の下に断熱材を入れたいというご希望、あるいは断熱性を高める目的で、張り替えを選んでいます。床の断熱改修は、国の補助金の対象になる場合もあるため、【米子市】省エネ・断熱リフォームの費用と2026年度補助金 総合ガイドもあわせてご覧ください。
畳の部屋なら 張り替え
畳の上には張れないため、選択の余地はなく張り替えです。その分、下地や床の高さをその場で整えられます。
工事前に確認したいポイント
工法の選び間違いは、床の状態を見ないまま決めてしまうことから起こります。工事の前に、次の4点を確認しておくと安心です。
歩いたときの沈み、きしみ
気になる場所があれば、どの部屋のどのあたりか、事前にメモしておきます。
廊下や隣の部屋との段差
床が上がる分、つながる場所との高さの差がどうなるかを確かめます。
今の床の種類
畳やカーペット、クッション付きの防音フローリングなどは、上張りが難しい場合があります。
床下の断熱をどうしたいか
冬の寒さが悩みなら、床の下に手を入れられる張り替えも選択肢に入れます。
上張り・張り替えのよくあるご質問【米子市】
株式会社松和建設は創業から50有余年、米子市エリアを中心に、住まいの内装や水まわりのご相談に対応してきました。床の工法で迷ったときも、現地で床の状態を確かめ、ご予算とお住まいの状況に合わせて一緒に考えます。
よくある質問
上張りなら、張り替えより必ず安く早く済みますか?
撤去や廃材処分が少ないぶん、費用や工期を抑えやすい工法とされています。ただし必ずそうなるとは限りません。当社の事例では、上張りが36万円・5日間、張り替えが36万円・3日間でした。部屋の広さや床材、同時に行う内装工事が異なるため、単純には比べられません。正確な費用と工期は、現地調査でお見積りいたします。
畳の上に、そのままフローリングを張ることはできますか?
畳の上には張れません。畳を撤去し、根太などで下地をつくって張る張り替えになります。境港市のお宅では、根太で高さを調整し、床下に断熱材を敷き詰めて、2日間で仕上げました(工期は状況によって前後します)。
今の床が上張りできるかどうか、どうやって決めますか?
現地で、床を歩いたときの沈みやきしみ、隣の部屋や廊下との高さ、今の床材の種類を確認して判断します。床の下の状態は見えない場合もあります。迷うときは、張り替えも含めてご提案します。
見積もりは無料ですか?
はい、現地調査とお見積りは無料です。米子市および境港市、西伯郡南部町・伯耆町、島根県安来市までお伺いします。既存の床材の撤去・処分費もお見積りに含めてご提示します。
まとめ
当社の施工事例では、上張りが36万円(5日間)、張り替えが36万円(3日間)、6畳の畳からの張り替えが13万円(1日間)でした。ただし事例の金額や工期は、広さや内装の範囲が違い、工法による差を示すものではありません。費用や工期は状況によって変わりますので、目安としてご覧ください。
上張りか張り替えかは、床材の好みより先に、今の床が上張りに耐える状態かどうかで決まります。沈みやきしみ、床下の冷えが気になるなら、張り替えで下から整える。見た目だけを替えたいなら、上張りで手軽に。床の状態が分からないときは、まず現地調査でお気軽にご相談ください。
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