お役立ちコラム
収納不足がストレスに⁈小さなリフォームで片付く家に

「部屋がなんとなく片付かない」「収納が足りない」
そんなお悩みを感じたことはありませんか?
実は、大がかりな工事をしなくても、ちょっとした収納リフォームで暮らしがぐっと快適になることがあります。
今回は少ない予算&短期間でできる「収納改善リフォーム」のアイデアをご紹介します。
■押入れをクローゼットにリフォーム
昔ながらの押入れは奥行きが深く、上下に分かれていて「使いづらい」と感じている方も多いのではないでしょうか?
布団をしまうには便利でも、現代のライフスタイルには合わないこともあります。
そこでおすすめなのが、押入れをクローゼットにリフォームする方法です。
収納力だけでなく、見た目もスッキリと整い、毎日の「片づけやすさ」も格段にアップしますよ👍
昔ながらの「押入れ」が使いにくい原因
奥行が深すぎて、奥の物が取出しにくい
押入れはもともと布団収納を前提に設計されているため、奥行きが深く、日用品や衣類を収納するには不向きです。手前の物に隠れて奥の物が取り出しにくく、「気づいたら奥の方に使っていない物が溜まっていた」というケースも少なくありません。毎日使う物はサッと出し入れできることが大切。
使いやすさを考えると、クローゼットへのリフォームは非常に効果的です😊
上段・下段に分かれていて高さを有効活用できない
押入れ内部は中段の棚で上下に仕切られている構造が一般的ですが、これがかえって収納の自由度を下げてしまう原因になります。高さのある家電や衣装ケースが入らなかったり、空間をうまく使いきれず“もったいない空間”になっていることも。クローゼットにリフォームすれば、棚の高さを自由に調整できるため、収納したい物に合わせた効率的な使い方が可能になります👍
パイプがないため、ハンガー収納ができない
洋服をたたんで収納するのは手間がかかり、シワも気になります。
特に仕事着やアウターなどはハンガーにかけて収納したいという方が多いはず。
しかし、押入れにはハンガーパイプがなく、洋服を吊るすことができません。クローゼットへのリフォームでは、パイプの設置に加えて棚も組み合わせられるため、衣類もバッグも見やすく収納でき、使い勝手が大きく向上します😄
収納力を高めるリフォーム例
【Before】昔ながらの襖付き押入れ
多くのご家庭にある、いわゆる「和室の押入れ」。
ふすまで仕切られた見た目は昔ながらの趣がありますが、現代のライフスタイルには合いにくい構造です。
【After】クローゼット扉+ハンガーパイプ+可動棚の組み合わせ
押入れをクローゼット仕様にリフォームすることで、収納空間は見た目も機能性も大きく向上します。ふすまを洋風のクローゼット扉に変え、内部にはハンガーパイプを設置して衣類を吊るせるように。
さらに、可動式の棚を組み合わせれば、収納物に合わせて自由に高さを調整できます。
「何がどこにあるか」が一目でわかり、日常の出し入れもスムーズに。空間を無駄なく使える、今の暮らしにぴったりの収納へと生まれ変わります。
■デッドスペースを収納に変える
「ここ、なんとなく空いてるけど使えていない…」
そんな“すき間”こそが、収納リフォームのチャンスです。
収納に活用できるデッドスペースの例
階段下スペース:引き出し収納や扉付き棚に
階段下は、デッドスペースになりやすい場所の代表格。形が三角になっているため、活用が難しそうに見えますが、収納として設計すれば実用的な空間に変身します。
また、引き出し収納にすれば日用品や書類などを整理しやすく、扉付きの棚にすれば生活感を隠してスッキリ見せることも可能です。
家族の靴やバッグ、掃除道具などの収納にもぴったりです✨
廊下の壁の厚み:埋め込み型ニッチ収納に
壁の厚みを活かして「埋め込み型ニッチ収納」を作ることができます。
奥行きが浅くても、インテリア雑貨など、細かいアイテムをすっきりまとめられるのが魅力です!
また、玄関や廊下に設置すれば、見せる収納としてもおしゃれに演出できます。
限られた空間を有効活用したい方におすすめのアイデアです✨
洗面台の横スペース:可動棚+ランドリーバスケット収納に
洗面所や脱衣所まわりには、わずかなすき間ができることがあります。そのすき間こそ、可動棚を使った収納のチャンス。
棚の高さを自由に調整できるので、タオルや洗剤のボトルなど、サイズの異なる物も無駄なく収納可能です。
また、下段にランドリーバスケットを置けば、脱いだ衣類の一時置きとしても便利です。
毎日の家事動線がぐっと快適になります👍
トイレ背面や横:ペーパーストック用の壁面収納
トイレットペーパーや掃除用品の置き場所に困ったことはありませんか?
トイレの背面や側面のスペースに薄型の壁面収納を設置すれば、ストック類をスッキリ収納できます。
さらに、扉付きなら生活感を隠せてオープン棚ならインテリアの一部として演出も可能!
狭い空間を最大限に活かす収納術として、取り入れる方が増えています😊
■可動棚で「使いやすい高さ」に変える
収納は、「量」だけでなく「使いやすさ」が重要です。
既存の収納スペースに、可動棚(高さ調節ができる棚板)を入れることで、用途に合わせた無駄のない収納が可能になります✨
こんな場所におすすめ
✅キッチンパントリー
✅洗面台横のリネン庫
✅子供部屋の本棚やおもちゃ収納
✅リビングの壁面収納
可動棚は、ライフスタイルに合わせて後から自由に高さを変えられるのも魅力ですね!
■まとめ
収納改善のリフォームは、見た目以上に暮らしやすさに直結する“コスパの高いリフォーム”です。
小さなスペースを見直すだけで、家全体の快適さが大きく変わります。
「うちの収納も見直せるかも?」と思ったら、ぜひお気軽にご相談ください。
お住まいを拝見した上で、ご家庭に合った収納改善プランをご提案いたします😊