お役立ちコラム
【米子市】中古住宅を買ってリノベーション、何から手をつける?|水回りリノベは200万円台〜
「思ったより安く買えたから、リフォームにも予算を回せるはず」。中古住宅を探し始めたばかりの頃は、そう考える方が少なくありません。ところがいざ工事に入り、床や壁を剥がしてみると、床下の傷みや配管の劣化が見つかり、当初の見積もりから数十万円単位で予算が膨らんでしまうことがあります。
これは決して珍しい話ではなく、築年数の古い物件ほど、契約前には気づけなかった箇所が工事の途中で判明しやすいものです。「先に相談しておけばよかった」という声を、米子市エリアで中古住宅のリフォームに携わる中で耳にすることが実際にあります。
この記事は、鳥取県米子市やその近郊で中古住宅を購入し、自分たちの暮らしに合わせてリノベーションしたいと考えている方に向けてまとめました。購入前にどこを確認すればよいのか、資金計画はどう組み立てればよいのか、費用の目安はどれくらいか。住宅再生工房マツヤが、中古住宅ならではのポイントに絞って解説します。
中古住宅×リノベーションが米子市で増えている理由
中古住宅を購入してリノベーションするスタイルは、米子市でも年々身近になってきました。新築にこだわらず、立地や広さ、価格のバランスを見て中古を選び、暮らし方に合わせて手を入れる。そんな選択をされる方に、私たちも実際の現場でよくお会いします。
新築より予算を抑えながら理想に近づけられる
中古住宅は物件価格そのものが新築より抑えられる分、その差額をキッチンや浴室などこだわりたい部分のリフォーム費用に回せます。全面的な建て替えではなく、必要な箇所だけを選んで手を入れられるのも中古ならではの自由度です。
ただし「安く買えた分を全部リフォームに使える」と単純に考えると、後述する耐震補強の費用を見落としがちです。総予算は物件価格とリフォーム費用をセットで考える必要があります。
立地や広さの選択肢が広がる
米子市中心部や既に住宅地として成熟したエリアでは、新築用の分譲地よりも中古の流通量の方が多い傾向があります。通勤・通学の利便性や、実家との距離を優先したい方にとって、中古住宅は選択肢を大きく広げてくれます。敷地にゆとりのある物件に出会えることも少なくありません。
契約前に確認しておきたい耐震基準
中古住宅のリノベーションで見落としがちなのが、工事内容の相談よりも前、「購入契約を結ぶ前」の確認です。特に押さえておきたいのが、建物の耐震基準です。
建築確認を受けた時期が昭和56年(1981年)6月以降かどうかで、「新耐震基準」か「旧耐震基準」かが分かれます。旧耐震基準の木造住宅は、耐震診断や補強工事が必要になるケースがあり、リノベーションと合わせて耐震補強を行うことも珍しくありません。
建築確認日は登記簿や建築確認済証で確認できますが、判断に迷う場合は購入前の段階でご相談ください。耐震補強の要否や概算費用を含めて、資金計画に織り込んでおくと安心です。
資金計画の立て方 物件価格+リフォーム費用で考える
中古住宅のリノベーションでは、物件価格とリフォーム費用を別々に考えず、総額でいくらまで出せるかを先に決めておくことが失敗を防ぐコツです。ここでは、資金計画を立てる際に知っておきたい2つの制度をご紹介します。
リフォーム一体型ローンを活用する
物件購入費とリフォーム費用を別々のローンで組むと、手続きが二度手間になるうえ、リフォームローン側の金利が高くなりがちです。「【フラット35】リノベ」のように、中古住宅の購入とリフォームをまとめて一本のローンにできる商品を使えば、諸費用や手間を抑えながら計画的に資金を準備できます。取り扱い金融機関や適用条件は商品によって異なるため、早めに窓口へ相談しておくとスムーズです。
住宅ローン控除の対象になるか確認する
中古住宅でも、一定の条件を満たせば住宅ローン控除(住宅ローン減税)の対象になります。昭和57年(1982年)1月1日以降に建築された住宅は対象になりやすく、それより古い物件でも、耐震基準適合証明書などの書類で新耐震基準への適合が確認できれば控除の対象になります。
控除額や借入限度額は住宅の省エネ性能区分によって変わり、税制は年度ごとに見直されるため、購入・リノベーションを計画する年の最新情報を税理士や金融機関、税務署に確認することをおすすめします。先ほどの耐震診断の結果が、この証明書類の準備にもつながってきます。
リノベーション費用の目安と実例(米子市)
中古住宅のリノベーション費用は、どこまで手を入れるかによって大きく変わります。水回りだけを交換する部分リフォームと、内装や間取りまで見直すフルリノベーションとでは、費用の桁が変わってくるイメージを持っておくと資金計画が立てやすくなります。
| 工事内容 | 費用目安 |
|---|---|
| システムキッチンの交換(同位置) | 100万円〜 |
| 浴室(ユニットバス)への交換 | 100万円〜150万円 |
| トイレの交換 | 10万円〜30万円 |
| 洗面化粧台の交換 | 9万円〜30万円 |
| 水回り4点をまとめてリフォーム | 200万円台〜300万円台 |
| 内装・間取り変更を含む全面リノベーション | 500万円〜1,000万円 |
※上記は水回り単体の交換を中心とした目安です。設備のグレードや配管の移設有無、建物の劣化状況によって金額は変動します。正確な費用は現地調査でお見積りいたします。


施工前 → 施工後(米子市 S様邸/中古住宅購入に合わせてキッチンと浴室をまとめてリフォーム。費用約250万円・工期約1週間の実例です)
実際にS様邸では、キッチンと浴室をまとめて交換し、約1週間・約250万円で工事を終えられました。水回りをまとめて工事すると、職人の現場入りや養生の手間を共有できる分、個別に工事するより割安になりやすいのもポイントです。一方で、水回りに加えて和室を洋室へ、キッチンを対面式へと間取りまで見直すようなフルリノベーションになると、工期・費用ともに大きくなります。どこまで手を入れるかによって金額の幅が変わることを、資金計画の段階で意識しておくとよいでしょう。
関連する施工事例
米子市で実際に中古住宅を購入してリフォームされた事例を、もう少しご紹介します。似た状況の方の参考になれば幸いです。

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住宅再生工房マツヤは創業から50有余年、米子市を中心に地域のご家庭のリフォームに携わってきました。中古住宅の購入相談の段階からご一緒し、工事計画や資金計画のご相談にも対応しています。「まず何から手をつければいいか分からない」という段階でもお気軽にお声がけください。
よくある質問
中古住宅を購入してから、どのタイミングでリフォームを依頼すればいいですか?
引き渡し後、入居前に工事を終えるのが理想です。水回りや内装の解体を伴う工事は、家具や荷物が入る前の方がスムーズに進み、仮住まいの費用や引っ越し回数も抑えられます。購入契約前の段階でご相談いただければ、概算のお見積りをもとに資金計画を立てるお手伝いも可能です。
昭和56年(1981年)以前に建てられた物件でも住宅ローン控除は使えますか?
現行の新耐震基準への適合が確認できれば対象になります。耐震基準適合証明書などの書類が必要になるため、購入前に耐震診断・耐震改修の相談をしておくとスムーズです。控除額や借入限度額は住宅の性能区分や年度ごとの税制によって異なるため、詳しくは税理士や金融機関にご確認ください。
見積もりは無料ですか?既存設備の撤去・処分費は別途かかりますか?
はい、現地調査とお見積りは無料です。撤去・処分費用はお見積りに含めてご提示しますので、後から追加請求で驚くことはありません。米子市および近隣エリアへお伺いします。
中古住宅のリノベーションは、購入前の耐震基準の確認で見通しをつけ、物件価格とリフォーム費用をセットにした資金計画を早めに立てておくことで、工事に入ってからの想定外を大きく減らせます。水回りのまとめリフォームなら200万円台〜、内装や間取りまで見直すなら500万円〜が目安ですが、実際の金額は建物の状態次第です。「この物件、リフォームしたらどれくらいかかりそう?」という段階からでも、遠慮なくご相談ください。
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