施工事例
寒いお風呂とおさらば!
2020年5月11日
リフォーム部位 | 浴室 , 浴室・脱衣所 , 脱衣所 |
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リフォームの動機・目的 | バリアフリー , 介護 , 老朽化 |
工事内容 | ユニットバス新規取付、脱衣場改修、エコキュート新規取付、不要材処分 |
工事期間 | 8日間 |
工事金額 | 2,300,000円 |
着工前

今まで数々のリフォームを手掛けてきましたが、トップクラスの浴室の大きさです。
広々として使い勝手がいい反面、日々のお掃除には大変ご苦労されてきたとのこと。
また、築後40年経過しているため、老朽化や汚れもあります。

浴室の窓を外壁面から撮りました。
昔ながらの単板ガラス、かつ間口いっぱいの大きな窓になっています。
そのため、せっかく温まった浴室の熱がガラスととおって冷えてしまう状態です。
ヒートショックという言葉を聞いたことはありますか?
ヒートショックは特に冬場に多く発生し、「温かい室内→寒い浴室→入浴」で、体温の急上昇という流れで血流に大きな負担がかかることで心筋梗塞等で急死してしまう症状です。
実は交通事故の4倍も死者がでており、特に高齢の方に発症のリスクが高いと言えます。
このままではとても心配ですね・・・

既存の脱衣場は昔ながらの聚楽壁のため、経年劣化でぽろぽろと砂が落ちてきていました。
断熱材も入っていないため冬場はとても寒く、ストレスとなっていました。
完 成

今回採用したのはLIXIL「アライズZタイプ1620」です。
寒さの原因だった間口いっぱいの窓は、撤去した後にコンパクトな二重サッシを取り付けました。
これで冬場でも外気の影響を受けづらく、快適にご入浴いただけるはずです!

縦幅は通常の1坪サイズ(1616)と変わらないものの、横幅が2mあり、1坪タイプより40cmも広くなっています。
当初はお手入れが簡単になるように1坪サイズを検討されていましたが、介護の関係で洗い場は広い方がよいと1620タイプをご提案させていただきました。

寒く劣化が目立っていた浴室は、このようにピカピカに生まれ変わりました。
床のところどころにたわみが出ていたたため、一度全てを解体した後、下地からやり直しました。
外壁側の壁には断熱材もしっかりと充填しましたので冬場でも安心ですね!
エコキュートの取付も問題なく完了し、入浴の際はボタン一つで湯沸かしができるようになりました。
長年お悩みだった問題が解決し、大変お喜びいただけました!
N様、この度はありがとうございました。次回、トイレリフォームでも宜しくお願いします!