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biginers luck!!!
11月初旬にしては温暖な天気に恵まれた土曜日の早朝、境港漁港から朝日に向かって出漁しました。
というのも日頃より厚意にして頂いている船長より船釣りのお誘いを受け同行させていただくことになりました。
魚釣りはせいぜいゴズ釣りか波止場での五目釣り程度しか経験がないので期待値ゼロでした。道具も仕掛けもすべて船長が段取りしてくださり、手ぶらでの参加でした。
ポイントに到着し皆さんそれぞれ釣り糸を垂らし次々と竿をしならせ良型を釣り上げているのを2時間くらい横目で見ながら まあ「こんなもんだわな」とぼんやりとしていたら私の竿に何か重い手ごたえを感じリールを巻き上げるも逆回転しハリスがどんどん出ていく始末です。
訳が分からないけども何かエライことになっとるということだけは自分なりに分かりました。
そのうち同行していた皆さんも周りに集まってきて歓声とアドバイスと応援をして頂き、格闘すること約15分、船長が魚が弱るまでジックリと焦らずに時間を掛けて糸を緩めず引き続けろと。
魚が弱る前に私が弱りますがな!
そしてとうとうやりました。水面に浮かんできた大鯛、想定外の大きさでタモに入らず半分抱えて引き上げ船上は大歓声。
疲労と達成感と興奮と様々な感情が交錯し自分自身を見失いそうでした。
測ってみれば84センチの大物でした。船釣り初体験者でこの獲物は始めて見たとのお言葉を頂戴しました。
その後は入れ食い状態で、赤水 ハタ ハマチ タイ カサゴと4人でクーラーからあふれるほどの大漁でした。
これが多くの人を虜にする釣りの世界なんだと納得し、( 知ってはいけない世界を見てしまったかも )と思う初冬の日本海でした。