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山菜採り
こんにちは伊藤です。
いつも料理してもらったものを食べるばかりだった山菜ですが、今年はベテラン山菜採りの親に同行してついに山へ入ってきました。
晴天にも恵まれたまさに行楽日和。
まずは山椒の葉を目指していざ山中へ!
採りすぎると枯れるらしいのである程度は各枝に残しながら採取しました。
山椒の木のすぐ付近であと2種類の山菜を採ります。
まずは定番の『ゼンマイ』
このゼンマイですが、一つの株に2種類の若芽があり、食べても美味しくない男ゼンマイ(胞子葉)と食用に適した女ゼンマイ(栄養葉)とがあるようです。見分け方は、先端の渦巻の部分が平べったくて茎の太いのが女ゼンマイ。先端が膨らんでいて茎の背が高く細いのが男ゼンマイとのことです。この写真では分かりづらいですね😅
さて、ここで次の画像に我々が本日メインの目標としたあまり知られていない(かもしれない)山菜が写っていますが、お分かりですか?
正解は、右下あたりに写っている紅葉のような形の山菜です。
拡大画像がこちら
通称『モミジガサ』といい、見た目のとおり雑木林の中に生える紅葉のような山菜です。
親父いわく、採るとすぐに葉に元気がなくなりしょぼ~んとして見えることから『しょぼ菜』ともいうそうです。
我が家では、おひたしにして鰹節をかけて食べます。独特なクセのある味で好き嫌いが別れそうですが、私は好んで食べていますし、いちばん山菜らしい味がするという声もよく聞きます。
残念なことに少し時期が早かったようで、今回はどれもまだ小さかったので少量の採取となりました。
ただしこの山菜、毒草で有名な『トリカブト』によく似ているので採取の際にはくれぐれもお気をつけください!
モミジガサがあまり採れなかったので移動して『コシアブラ』を採りにいきました。
コシアブラは私のまわりでは一番美味しい山菜とよくいわれています!がしかし、コシアブラのほうは逆にほとんど大きくなりすぎていてこれも思ったほど取れませんでした😢
無いなりに袋や籠が埋まり、気がつくとあっという間に2時間以上経っていました!
程よい運動にもなって充分に山菜採りを満喫することができました。
その他見つけた山菜の紹介↓
帰りの道すがら。一応採って帰るか程度の気持ちで挑んで、かなり頑張って格闘することになった山菜の王様 『たらの芽』
『アケビの花』 食べれるとのこと
『春蘭』 食べれるとのこと