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トイレリフォームどっちがいいの?
最近は家電量販店もリフォーム業界に本格的に参入をしてきて競争が激しくなってきています。
新聞の折り込みチラシを眺めていても家電量販店なのにリフォーム特集のチラシをうちだしたりなど関心が高まっていることが伺えますね!
本日はそんなチラシを見ながらトイレの温水洗浄便座について個人的に疑問に感じた点がありましたので勉強ついでにみなさまにもご紹介させていただきます。
温水洗浄便座のカタログやチラシをみてみると『貯湯式』と『瞬湯式』の2種類ありますが、その違いをご存知でしょうか。
機能、値段、ランニングコスト等々違いがありますが、最終的にどちらをお勧めできるか調べてみました!
1、『貯湯式』
ウォシュレット内に貯湯(温水)タンクが内蔵されているタイプです。貯湯タンクに一度水を貯めておき、設定温度まで加熱をした温水が吐水される仕組みです。
【 メリット 】
・本体価格が瞬湯式と比較して安価 ・タンク内に温水を予め貯めているため一気に多くのお湯を発射できる
【 デメリット 】
・タンク内に貯蔵しているため、長時間の使用により湯切れする可能性がある
・タンク内に貯蔵した温水を使用するため、衛生面で懸念される ・常に温水の温度を保っているため電気代の面で懸念される
2、『瞬湯式』
瞬間式のウォシュレットには、お湯(水)を貯めるタンクがありません。
毎回、ウォシュレットを使う時に、ヒーターで水を瞬間的にあたためてお湯にする仕組みです。
【 メリット 】
・使用する際に瞬間的に温めて温水にするため電気代が安い
・連続使用しても湯切れする心配がない
・多機能型やスリム型など選択肢が広い
【 デメリット 】
・本体価格が貯湯式と比較して高価
例えばTOTOの同タイプのウォシュレットを比較してみます。
販売価格を比較すると
(貯湯式)37,800円
(瞬湯式)49,800円
年間電気料金を比較すると
(貯湯式)約6,500円/年(248kwh/年)
(瞬湯式)約3,000円/年(125kwh/年)
と金額の面で差がでてきます。
金額面だけでなく、衛生面、機能面を考慮しても 私自身は瞬湯式の方がおすすめできるのではないかと思います。
頻繁に取り替えるものではないので、少しでも良いものを選んでいただいたほうが あとあと後悔がないはずです!
ちなみに『ウォシュレット』は、TOTOの商品名、『シャワートイレ』はLIXILの商品名だと ご存知でしたでしょうか。 正確には温水洗浄便座と言われますが、商標の普通名称化により「ウォシュレット」や 「シャワートイレ」が一般的に普及したようです。
以上、簡単にではありますが温水洗浄便座のレポートでした(#^^#)